バイオディーゼル燃料(BDF)の作り方 

当社では、てんぷらや揚げ物をした後の廃食油を回収し精製してバイオディーゼル燃料を作っています。

廃食用油の回収

バイオディーゼル燃料の原料として「植物性油」が適しています

食用油は、大きく分けると「植物性油」と「動物性油」に分類されています。 バイオディーゼル燃料の原料として「植物性油」は適していますが、「動物性油」は適していません。

当社では、より高品質なバイオディーゼル燃料を精製する為、下記の回収できる油のみ回収しています。

回収可能な油の種類

菜種油、大豆油、コーン油、ごま油、サフラワー(紅花)油、ひまわり油、サラダ油などの植物油

回収できない油の種類

鉱物油(エンジンオイル)、牛脂、豚脂(ラード)、パーム油、ヤシ油、米油、ショートニング などの動物油、植物油脂

バイオディーゼル燃料(BDF)精製方法

約90パーセントもリサイクル可能!

 バイオディーゼル燃料とは、植物油にメタノールを加え化学反応した後、グリセリンを取り除いて燃料化したもので、軽油の代替燃料としてディーゼルエンジンに使用できます。 植物油をバイオディーゼル燃料に変える化学反応は「エステル交換反応」と呼ばれます。 廃食用油から質の高いバイオディーゼル燃料を作るには、如何にしてエステル交換を終息させるかという後処理が重要なポイントになります。

当社では日々研究し、より質の高いバイオディーゼル燃料の精製を目指しています。 現在、食用廃油100Lから約90Lの燃料の精製を可能にしています。

精製方法種類

触媒法 アルカリ触媒法 エステル交換反応の触媒として水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)や 水酸化カリウムを用います。もっとも熟知された燃料精製方法です。
酸触媒法 エステル交換反応の触媒として硫酸やフッ酸を用います。
固体触媒法 エステル交換反応の触媒として金属酸化物やゼオライト、イオン交換樹脂を用います。
生物系触媒法 酵素や酵母菌の力を利用してエステル交換を行う方法で、 穏和な反応条件で長期にわたって安定的に進行し、誰でも安全に操作でき廃水処理も必要ありません。
無触媒法 無触媒過熱
メタノール蒸気法
高温に加熱した油と高温のメタノール蒸気が、ほぼ大気圧下で反応することによって 燃料精製する方法。エステル交換反応にアルカリ触媒は必要なく、超臨界条件を必要としないためシンプルな 設備構成での製造が可能です。
超臨界法
亜臨界法
高温高圧でエステル反応させる方法。メタノールの臨界点を超える状態で反応させる方法を 「超臨界法」、臨界点以下で反応させる方法を「亜臨界法」といいます。

例:アルカリ触媒法の工程

エステル交換反応模式図

エステル交換反応模式図